年収の高い企業のランキング・ベスト10 年収比較
年収だけを比較したランキングにおける上位10企業は、以下のとおりです。1位はダヴィンチ・アドバイザーズ、2位はスパークスグループ、3位は毎日放送、4位はプリヴェ企業投資ホールディングス、5位はフジテレビジョン、6位はTBS、7位はパシフィックマネージメント、8位は三井物産、9位は日本テレビ放送網、10位は三菱商事となっています。1位は不動産投資ファンド運用の大手であり、2位は投資ファンド系の企業です。どちらも1,800万円前後の年収となっています。以下、4位、7位と投資ファンド系企業がランキングしています。また、3位、5位、6位、9位にランキングしている放送・テレビ系企業では、1,400万円から1,500万円の年収となっています。そして、8位と10位にランキングしている大手総合商社においては、1,400万円前後となっています。
年収だけを見た場合、年収の高い企業と言うと、20位で1,200万円となっており、それ以上の企業が、年収の高い企業として認知されているようです。
年収だけを比較した場合、このように、投資ファンド系の年収が高くなっていますが、そこで働く社員にとっては、それくらい貰って当然という考えの傾向が強いようです。それは、転勤や出張の多い世界であり、体力と精神力が強くなければ渡っていけない業界であるが故の事のようです。世間的には年収が高いという印象によって羨ましがられる職業ではありますが、実は、労働力に見合った額の年収であるというのが実情のようです。こうした傾向から、投資ファンド系企業は、年収は高くなっていますが、勤続年数は、1位のダヴィンチ・アドバイザーズで1.7年、上場企業においては、長くて15年と、他の業界に比べて短いものとなっています。
体力と精神力に自信のないAさんは、年収だけで企業を選ぶ事は難しいと思いました。年収に労働条件も加えたらどうなるのだろう、Aさんは疑問を持ちました。そこで、年収に他の条件を加えると、ランキングはどう変化するのか、調べてみましょう。